知っておけばあなたもはんなり美人に♡浴衣のマナーと所作のまとめ
皆さん、こんにちは。
7月は花火大会や夏祭りなど、夏のイベントがたくさん!
「今年は、浴衣を着てお出かけしたい」と思っている女性も多いのでは?
浴衣美人...♡あこがれますよね〜♡
浴衣姿は、女性を美しく上品に魅せてくれます。ただ、普段着慣れていない分、知らず知らずにふさわしくない着方や美しい立ち振る舞いが出来なかったり….と浴衣のマナーができていない可能性もあります。
せっかく素敵な浴衣を着ていても、浴衣のマナーが出来ていないと、下品な印象を与えてしまい逆に残念…。
そんな事にならないように、今一度、浴衣を着るにあたっての注意点をチェックしておきたいところですよね。
今回は、浴衣のマナーと所作のまとめをご紹介します。
マナーや所作をしっかり守って、素敵な浴衣美人で夏を楽しみましょう!
【浴衣着付けについてのマナー】
■正しい衿合わせは左が上
衿合わせが逆にならないように気をつけましょう。正しい襟合わせは左衿が上で、これを着付け用語で「右前」と言います。身ごろが体に近い方を「前」と呼ぶのであって、「右側の衿が上に来ること」ではないので気をつけましょう。基本的なことなので間違うと恥ずかしいですね。
■裾の長さはくるぶしが隠れる程度がベスト。
裾の長さは、くるぶしが隠れるくらいが上品で美しいとされています。それよりも短いと子供っぽい印象になってしまいます。女性は身長と同じか、3センチほど長めのものを目安に選んでください。
■後ろ衿の抜き加減に注意。
後ろ衿は うなじが綺麗に見える抜き加減が理想です 。これを着付け用語で「衣紋を抜く」と言うそうです。着付けの途中で衿が詰まってしまいがちあなので気をつけましょう。鏡で衿の位置が首から離れているのを確認しながら着付ると綺麗に着付けることができます。
綺麗に「衣紋を抜く」には、帯を締める前に、背中側のおはしょりを引っ張ると抜き加減が安定します。抜きすぎは、下品な印象を与えますので気をつけましょう。写真のような、うなじが綺麗に見える抜き加減が良いでしょう!
■下着のライン、下着が透けていないか注意する。
以外に意外に目立つのが下着のライン。白やベージュ、ピンク、水色など、色の薄い浴衣を着る際は特に注意が必要ですね。心配な方は、浴衣の下にガードルを履いたり、肌襦袢(はだじゅばん)を着ましょう。
■アクセサリーをつけすぎない。
和服の美しさは「首」のラインにあるといわれます。そのため、「襟元=首」、「袖元=手首」、「裾=足首」にアクセサリーを着けないのが和服のマナーです。
首もとにネックスレスをつけてしまっては、せっかく抜いた衣紋の美しさがもったいないので、ネックレスはやめましょう。首もとを綺麗に見せるために、大きく揺れるピアスもあまり、おすすめできません。
指輪と小ぶりのピアス(イヤリング)だけさりげなく付けるというのが、浴衣を美しく着こなす大人のマナーです。
【浴衣の所作・マナー】
■できるだけ、肌を露出させない
和服は、できるだけ肌を露出させないのが美しいとされます。電車の中でつり革につかまったりして腕が出過ぎているのもマナーとしてはNG。鞄を腕にかけるのも正式な作法ではNGです。
気にしすぎる必要はありませんが、少し気をつけることで綺麗な立ち振る舞いができますよ。
■浴衣姿で行ってはいけない所
浴衣は、実はカジュアルウェアとして認識されています。なので、フォーマルな場所に着ていくのはマナー違反なんです。
クラシックの音楽コンサートや、歌舞伎などは、浴衣を禁止されている場合があるので気をつけましょう。
また、高級レストランなどもNGの場合があります。事前に確認しましょう!
浴衣を着た時の立ち方は、背筋を伸ばして前をまっすぐ見るようにややあごを引きます。
歩く時は、やや内股で、スカートで歩くときより少し小さ目の歩幅で歩くようにします。かかとを引きづらないように意識して、1本の線の上を歩くようにまっすぐ歩くようにしましょう。
いつもより背筋をのばしてしゃんとした姿勢を意識すれば、浴衣美人度アップです!
「浴衣姿は女性を美しく見せる」といわれますが、これは立ち振る舞いの美しさがあってこそのもの。浴衣姿のマナーを守って、浴衣の似合うはんなり美人を目指しましょう!